Hello! WEBライターとして活動しているKikiです。
今回は、私が実際に経験したワーキングホリデー後の転職活動について紹介していきます。
私は24歳の時に渡豪したのですが、それまでに今後についてたくさん悩みました。特に日本社会から離れて帰国した時のイメージがなかなか思い浮かばなかったという点があります。
ただ純粋に「英語を話せるようなりたい」という思いは強くありました。しかし実際にオーストラリアに行ってからもその不安な思いは変わらなかったというのが本音です。
「今を楽しむ」ということはとても大事ですが、どんな人も未来のことが頭の片隅によぎりますよね。もしあなたがそんな不安な気持ちを抱えているのであれば、少しでも和らぐように私の帰国後の転職活動の経験をお話ししたいと思います。
帰国後の就職活動
帰国してから1カ月くらいは、家族のもとで過ごしていました。今まで自分がいた世界が夢のように思えてきて。ちょっと海外にかぶれで…笑
今後の事は、「Let it be,なるようになるさ~」というマインドが強かったです。
しかしキャリアに関しては、「自分でつかみ取りに行かなくてはならない事」をハッと思い出しました。せっかく話せるようになった英語をまず、キープするためには英語を使う仕事を探さなくては。
転職サイトへ登録
まず手始めに、新卒の時の就職活動で使っていたサイトを思い出し、新たに自分の履歴書を作成しました。大学生の時と違うのは、正社員として働いた経験と実績があること、そして、オーストラリアでのアルバイト経験。
強みになりそうなことは、具体的な数字とエピソードとともに書き足しました。そしてアピールとして日本語の履歴書とオーストラリアで仕事を探すときに使っていた英語のレジュメ(履歴書)の2通り準備しました。
転職サイトでは、第2新卒を募集する求人も多く、一安心したことを覚えています。検索内容は「英語」を使う仕事。業種や内容にも絞らずにとりあえず探し続けました。
英語力のキープ
そして、並行してTOEICの試験を受けようと思いましたが、ネットでリサーチするとCASECというWEB上で受けれる英語試験があることを知りました。
どうしてもTOEICは対策に時間がかかり、試験時間も長いので足が遠のいてましたが、これなら目安のTOEICスコアも出してくれるので今の英語力を測るのにもってこいだと思い、早速受験。
大体600点くらいのスコアだったと思います。帰国前と比べると上がっていますが、実際にこのスコアで武器にはならないということは自分でも理解しました。
だからこそ、英語のスピーキングはどうにかキープしておきたかったです。帰国してからも、英語に触れる機会を日常的に設けていました。
例えば、YouTubeや映画は日本語字幕を付けずに見る。英語のスピーキング練習ができるアプリを購入し、時間を見つけては勉強するなどです。
日本にいても、自分の心がけ次第で英語力をキープできるかどうかが決まってきます。
海外営業の面接・英語力
そして、転職活動をして3週間くらい経った後、ある企業の面接に行くことに。
求人の内容はメーカーの「海外営業」、日本の商品を海外に売るといった仕事です。1、2次面接は日本語でのグループ面接でした。なんとか、自分の強みや経験をコンパクトに伝える事ができましたが、正直にいうと自信はなかったです。
しかし、自信のある自分を演じないと相手の印象には残りません。気合を入れた最終面接は、個別面接と英語面接でした。
海外営業の面接
海外での英語面接はカンタンだしたが(アルバイトの面接のみなので)、日本での英語の面接は初めてでかなり緊張しました。
WEBで外国人面接官が質問している内容をしっかり聞き取り、笑顔で答えていきます。リスニングには自信があったので、発音と文法を気を付けてこれから自分が会社の中でどんな仕事をしていきたいのかを英語で話しました。
ポイントは、オーストラリアにいる気持ちで、笑顔でフレンドリーな印象をもってもらえるように意識しましたね。
結果は見事「採用」でした。
めちゃくちゃ嬉しかった事を覚えています。この経験は英語で働く自信もつけてくれたと思います。
海外で行われた展示会へ参加
海外営業として、採用されてしばらくは、取引先とのメールのやりとりなどの事務的な仕事をしていたのですが、しばらくして海外出張をすることになりました。
海外の展示会に、会社の製品を売り込む仕事です。正直、ビジネス英語に不安がありましたが、事前に展示会で使いそうな文を作成し、口頭とボディランケージを練習しました。
1週間ばかりの海外出張でしたが、名刺交換から始まり、製品の売り込みや雑談などを英語で行います。また製品のマーケット調査なども兼ねて、他者のブースでセールスを聞いたりという盛りだくさんの経験をさせて頂きました。
朝から夕方までまるまる英語の環境で、わくわくしました。そして英語で仕事が出来ているということが嬉しくて、かつ興奮してあっという間に終わった1週間でしたね。
帰国後は、あまりにも名刺を配りすぎたせいか、問い合わせなどのメール対応にバタバタしましたが…。笑
先輩の話
私と同じ海外営業部門は2人の先輩がいました。2人とも留学経験があり、英語は流暢に話せるバイリンガルの方でした。
そんな先輩にどのように、日本で英語力をキープしているか聞いてみました。特に私はビジネス英語が得意ではなかったので、展示会ごとに使えるような交渉力を英語で手に入れたかったのです。
先輩たちは、フィリピンのネット英会話スクールで毎日英語のブラッシュアップをしていると教えてくれました。家に帰宅してしまうと疲れて勉強できない日もあるので、社内で仕事が終わってからの25分をオンラインで英会話レッスンを受けているとのこと。展示会の前はレッスン時間を多めにとり、ほぼ毎日の頻度で勉強されていました。
やはりどれだけ英語力に自信がある人でも続けないと話せなくなるという点が分かり、自分も今よりもっと頑張ろうと思った経験です。
まとめ
ワーキングホリデー後の就職活動は
- 転職サイトに登録する
- 履歴書や職務経歴書を作成する(英語・日本語)
- 英語を使う仕事であれば、英語面接の対策をする
- 内定が決まって、働きだしても英語力をキープ&ブラッシュアップしていく
という流れです。正直ほとんど普通の転職活動と変わりないですよね。ポイントは、海外生活の経験をどう仕事につなげられるかという点と、英語を使って仕事するという「情熱」を伝えることです。
今まで真剣に取り組んできたことは、自分を裏切らない!
現地でたくさん勉強した英語、そしてチャレンジしていく姿勢は転職活動でもとても有効です。あなたが帰国後の仕事に考えるのであれば、現地で「今しかできないこと」を真剣に取り組んで下さい。少しずつでもいいし、たまには立ち止まっても良いです。
でも確実に1歩ずつ海外生活でチャレンジしていけば、必ず次のキャリアに繋がります。日本でしか経験できない事もあるけども、海外だからこそ大胆に行動できることもあります。
なにより、英語でコミュニケーションがとれるようになれば、世界は広がります。そして何年たっても、海外でも生きていけるというマインドは変わりません。
ワーキングホリデーは1~2年の短い期間ですが、その中でたくさんの事にチャレンジしてみてください。
もし私がもう一度オーストラリアにワーキングホリデーに行くのであれば
もし、私がもう一度ワーキングホリデーにチャレンジするのであれば以下の3ステップを目標に挙げます。
①行くまでに英語力をしっかり上げる
②語学学校では一番レベルが上のクラスで狙って学ぶ
③アルバイトをしながら、現地採用の正社員求人を狙う
この3ステップでできるだけ長い時間オーストラリアに滞在できるように、目標をたてます。正直、日本で働くより給料も断然良いし、過ごしやすいと思うからです。
③の現地採用でビジネスビザをとるのは、本当に難しいと思います。しかしこのゴールがあれば、英語の伸びや取得できる時間も断然に早くなると思いますよ。
最後に
さて、今回はワーキングホリデー後のキャリア設計についてお話しました。せっかく海外生活を体験できる貴重な機会なので、現地では色々なことにチャレンジしていきましょう。そして英語力をしっかりつけて、次のあなたなりのキャリアを目指していきましょう!
応援していますよ♪
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